売られ過ぎ?と感じたのでエクソンモービルを追加購入
2020年に入り、オイルメジャー株の下落が止まりません。
主な要因は3つ
①新型コロナウィルスによる石油需要低迷予想
②業績の低迷
③ESG投資の浸透、常識により環境、健康に害とされる投資は避けられる
上記3つの理由により、業績向上が困難となっており2019年の通期業績もあまりよくありませんでした。更に原油価格の低迷と外部環境も悪化しており来期の業績にも影響が出そうな様子なので株売りげ止まりません。
という訳で逆張り投資を好む私としてはここで20万円分の追加投資を行いました。
配当利回りは5.7%と米国株投資を始めて以来最高水準となってことや、3月の配当支払いの権利落ち日が2月10日なのも含め、購入となりました。
業績の推移
昨年対比で全ての数値が悪化しています。
2015年以降の業績低迷しており、売上高の5年成長率は-7.6と長期保有するにはちょっと心配な点です。
原油相場の低迷に大きく依存してしまうので、今後も石油需要低迷に伴い好業績で着地する可能性は期待できないようにも思います。
とにかく安定感に欠け始めている、そんな感じに見て取れます。
EPS、配当金、配当性向の推移
直近の配当性向は101%と稼いだキャッシュで賄えていない状況です。
EPSを見てもらうと、こちらも2015年以降安定しない状況が続いており原油相場低迷により以前の安定した業績で着地することが困難となってきている模様です。
同社は連続増配年数37年と現在まで78年間減配をしておらず驚異的な年数にわたり株主還元を行ってきましたが、時代の流れが大きく変わってきたことで今後どのように業績を安定させることが出来るか、それ次第で記録のストップは大いに有り得ることなので、過去の記録より今後の業績次第ということでしょう。
エネルギー保有割合増加
2020年に入りXOMとRDS.Bしか購入していないため、エネルギーセクター比率が大きく増加となりました。全体の10%と個人的にはいい感じの割合と思っていますが、一旦は石油銘柄の購入はストップとなります。(更に株価下落した場合を除く)
一見ヤバそうに見えるポートフォリオですが、含み益で推移し増配基調で配当金も着実に増えている事実、これが米国株の強みだと個人的に確信しています。
今後は、金融、食品、軍事関連株の割合を増やしポートフォリオの均等化を図りつつも高配当中心とした銘柄選択は変わらずで、最終的にETFで仕上げるといった想定をしています。