年間受取配当金を上手く活用したい
今年の年間受取配当金は70万円以上を見込んでいます。
(コロナショックの影響で減額する可能性有り)
この70万円は完全な不労所得で万が一失う事があっても痛みを伴わないお金でもあります。
再投資することで不労所得を雪だるま式に増やして増やしまくる事が目的ですが、資源やタバコ株といった超高配当ではあるが将来的な不安要素のある銘柄を避け、リスク分散の観点から以下を意識して投資します。
①【新規銘柄】
②【セクター比率】
③【安定性】
④【比較的高配当】
【SYY】シスコに投資しようかと
シスコは食品の小売り、配送を手掛ける事業を展開しています。
①新規銘柄であり、②保有セクター比率の食品系は【KO】コカ・コーラのみです。
③業績も安定しており、連続増配年数は49年と文句が言えないレベルの実績有りです。
④配当利回りは3%後半で推移していますが、チャートを見ると3%~4%で購入できる機会はそうそうないように思います。
高値から50%に迫るほどの下落率を付け、今が購入のチャンスと感じます。
【SYYチャート】
売上高は年々上昇していますし、売り上げの安定感があります。
事業的に営業利益率は非常に低い数値となっているため、突発的な要因により赤字に転落する可能性も有るという点が注意です。(今年がその年となりそうです)
ここ数年はEPSが綺麗に伸びており、配当性向も50%付近で数値的に余力十分と言った感じです。
連続増配年数は49年と長く一時的な要因により配当性向が上がったとしても増配を続けてくれそうな期待感はあります。
過度な増配ではなく、緩やかでも確実に配当成長が行われている点が私好みです。
業績好調と比例して増配率も大幅に上昇しています。
株主還元に積極的な姿勢が見て取れます。
しかし無理な増配率ではなく、利益に応じた増配となっています。
2020年の増配率は非常に高い反面、コロナショックに伴う業績がどのように推移するのか全く分からないため、翌年以降は減配しなければOKといった感じです。
2015年以降から10%近く自社株買いを行っています。
営業CFは年々上昇、投資CFはほとんど一定となっているためフリーCFは年々増大しています。(10年で5倍の伸び)
業績は申し分ない
連続増配年数49年なので成熟産業と思いきやしっかりと事業成長していることが分かります。
リーマンショック時でも株価は大きく下落することなく、常に右肩上がりとなっていましたが、ようやく手が届くレベルの株価水準まで落ちてきたことで購入意欲が湧いてきます。
現状は非常事態宣言で物流が止まっており業績へのインパクト大ですが、いずれ終息することは間違いありません。通常の日常が戻れば業績、株価とも今まで通りの水準を維持できる、そのような銘柄だと思います。