ユーナム・グループ【UNM】とは
米国と英国で生命保険等の保険業を行っている会社です。
今回、目を付けた理由は同社の株価はコロナショックにより30ドル台から10ドル台へ大きく下落して、現在も比較的安値圏を推移しています。
また下記5点が魅力だったので過去の業績を調べてみました。
①高配当化
②業績安定
③連続増配銘柄
④高い増配率
⑤配当性向20%台
【長期チャート】
超長期的見ると、上値60ドル、下値10ドル台と言った感じのレンジチャートです。
そして現在はまだまだ下値に近い株価です。
過去10年から売上高は上昇傾向、純利益は一定額をキープしています。
連続増配年数は11年。
2003年に一度減配を行って以降、2009年から増配に転じています。
配当性向は20%台と問題無いレベルで配当金は10年で2倍になっています。
急激な株価下落に伴い配当利回り6%台と高配当化していますが、無理のない株主還元を行っている印象です。
10年平均増配率13.45%と非常に高いのが魅力です。
毎年2桁の増配率で推移しており、配当性向も余力十分でまだまだ配当金の上昇に期待が持てそうです。
自社株買いも行っており、年々発行株式数は減少しています。
キャッシュフロー推移も投資CFは一定額と営業CFが増加に伴い、フリーCFが右肩上がりとなっています。
まとめ
①株価低迷により高配当化、配当利回り6%台。
②売上高増加傾向、純利益は一定をキープ。
③連続増配年数11年、2004年以降減配無し。
④毎年2桁の増配率、10年平均増配率は13.45%と非常に高い水準。
⑤配当性向20%台と問題の無い水準。
株価の大幅な下落は気になるポイントですが、チャート上は一旦底を付けた感じもあります。
配当金+自社株買いも継続的に行っており株主還元に積極的な企業と言えます。
ただし、過去に減配処置も行っているため、保有比率は低めの設定が好ましいでしょう。
ポートフォリオ比率で1%~2%程度なら多少保有してみたい銘柄です。