まず、インフラファンド7社の決算月
現在の上場インフラファンドの数は7社になります。
7銘柄中2銘柄が年1回の決算だな。
自然災害等のリスクを考えると年2回決算の方が良いかな。
決算月はバラけてる感じがあるね。組み合わせによっては連続して分配金が貰えそうだね。
パネル出力、取得物件、取得価格の比較
規模はカナディアンソーラーが断トツの1位だな。
取得額とパネル出力はしっかりと比例しているな。
1物件当たりの出力が多いのがエネクスインフラファンドね。
逆に1物件当たりの出力が少ないのがタカラレーベンや日本再生可能だね。
この辺りは投資法人の戦略やスポンサーの強さが影響しそうだな。
カナディアンソーラーの分配金推移
ようやく分配金が安定してきた感じだな。
物件規模のNo1だし期待できそうだね。
エネクスインフラの分配金推移
エネクスは年1回の決算だな。
合計分配金の半分が利益超過分配金だね。
タカラレーベンの分配金推移
分配金が安定していて、インフラファンドの中で一番しっかりしているな。
第10期の利益超過分配金は減価償却費の3.2%で非常に少ないな。
外部成長に資金を利用しているわけね。
あと一番上場期間が長いし、いろいろノウハウ持ってそうだね。
日本再生可能の分配金推移
ここも利益超過分配金が多い銘柄だな。
減価償却費の35%を払い戻すみたいだな。
日本再生可能エネルギーの資産運用報告書なんだけどさ、投資主に対してお礼の文言が全くないんだけど・・・
書き忘れじゃない?お礼の文言がない報告書なんて見たことないよ。
東京インフラの分配金推移
事業として成立しているのかな?
あと決算短信の修正が多すぎて困っちゃうな。
調べるのに一苦労したね。
この投資法人はちょっとお粗末だね。
ジャパンインフラの分配金推移
ちょっとトラックレコード不足で評価できないな。
物件規模の下から2番目だしね。
いちごインフラの分配金推移
いちごインフラは年1回の決算だな。
上場期間は長い方だけど、全然外部成長してないな。
利益超過分配金は減価償却費の35%と多いね。
最適な投資先はここ
・タカラレーベン・インフラ投資法人
・カナディアンソーラーインフラ投資法人
【理由】
①パネル出力はインフラファンドの中では上位である。
②新規物件取得、常に外部成長を行っている。
③利益超過分配金が少ない。
④決算資料、資産運用報告書がわかりやすい。
タカラレーベンとカナディアンソーラーの経常利益率は30%を超えていて、そもそも稼ぐ力から違いがある。
インフラファンドはまだまだ利益超過分配金で利回りを誤魔化している銘柄が多いね。
分配金は利益剰余金からの支払い。
利益超過分配金は資本剰余金からの支払い。
だから、分配金が少ない投資法人は稼げていないってことだな。
売電価格帯や新規物件の確保が難しいのかもしれないね。