一日で株価11%下落のインテル
世界的な半導体不足によって製品の出荷に影響。
第3・四半期の調整後の売上高は181億ドルと、予想の182億4000万ドルに届かなかったようだな・・・
それにしても株価の反応が過激に見えるけどね。
他社製品の性能向上と低価格化でインテルのシェアが減少しているようだな。
株価、配当金関係は以下の通りだな。
株価 | 49.46㌦ |
---|---|
配当金 | 1.39㌦ |
配当利回り | 2.81% |
連続増配 | 7年 |
配当性向 | 25%~40% |
なるほど・・・
配当利回りは2.8%と高利回りではないね。
ただ、配当性向的に増配余地はありそうな感じだけどね。
今の株価だとちょっと微妙な感じだけどな。
とりあえず、業績がどうなっているか見てみるか。
インテルの業績
過去の業績(2020年)を見ると、悪くない。
むしろしっかり稼げている印象だな。
営業利益率も30%以上あり、全然稼げているね。
EPS・配当金の推移
2018年から自動運転部門の売上が好調に推移したことで純利益が約倍で推移。
そのため、EPSが大幅に向上しているな。
2020年までEPSは綺麗に右肩上がりになっているね。
稼げている証拠だな。
自社株買い
連続増配による株主還元に加え、自社株買いも毎年行っている模様だな。
たしかに
純利益が向上した2018年を境に自社株買いが積極的に行われている感じだね。
CF推移
営業CF増加。
投資CF微増。
フリーCF増加。
キャッシュの流れも問題ないな。
これなら、いきなり配当金が無くなるって事はなさそうだね。
2021年第3四半期までの状況
青=2020年
昨年対比で売上は減少しているが、EPSは4.38㌦稼いでいて昨年を上回っているな。
このペースでいくと、配当性向は39%位の見込みかな。
ただ、これから半導体不足、シェア減少等の影響が業績に反映される可能性があると配当性向が大幅に上がる可能性もあるからな。
過去10年間でも配当性向の最高値は50%付近だからな。
なるほど・・・
そう考えると意外と配当余地は少ないかもしれないね。
そういう事だな・・・
配当利回りも3%無いからな・・・
増配となると不安要素がありそうだな・・・
インテル株は買いなのか?
正直、買いではないな・・・
なんで?
利回りがまだまだ低い事と増配余地が意外と少ない可能性だな。
インテルを買うなら、同じ利回りのVYMを買っちゃうな。
まぁ~あくまでインカム狙いの場合だけどな。
なるほど・・・
VYMにインテル含まれているしね。
もし、ここから更に大きく下落するようなら少し買っても良いかもね。
キャピタル狙いの買いだな。
二桁下落するほどの業績悪化ではないような・・・
やはり将来の不安要素がデカい事業形態と見られていますね。